こんにちは。やまざき整骨院です。
今回も皆様のお役立つ健康情報をお届けしていきます!
今回のテーマは『坐骨神経痛』についてお伝えしていきます。
坐骨神経って何?
坐骨神経(ざこつしんけい)とは、5つある腰の骨(腰椎)の下の方から出た神経が束になって骨盤の中を抜け、お尻から太ももの後ろを通って足の先までつながる、人体のなかで最も太くて長い神経です。太さは本人の小指くらいと言われています。
脚を思うように動かすことができるのも、バランスよく歩くことができるのも坐骨神経のおかげです。さらには排尿や排便に関わる働きも持ち合わせています。
坐骨神経痛はなぜ起こる?
坐骨神経が何かによって圧迫されると、お尻から脚にかけて電気が走ったような痛みや、ピリピリしたしびれ、麻痺などを引き起こします。このような症状を坐骨神経痛と言います。
痛みが出る場所は、腰、お尻、太もも、ふくらはぎ、ひざの裏、すね、足先など、人によってさまざまです。痛みの原因となる疾患によっては、歩行が困難になる、座っていられなくなる、排尿や排便ができなくなる…など、重篤な症状を引き起こすことがあります。
坐骨神経痛は、ある特定の病気ではなく、これらの症状すべてを指す総称です。そのため、いろいろな原因や症状があります。
坐骨神経痛の原因
坐骨神経痛を引き起こす代表的な原因は3つあります。
椎間板が飛び出して神経を圧迫する腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管内で神経が圧迫される腰部脊柱管狭窄症、お尻の梨状筋という筋肉が硬くなり坐骨神経を圧迫する梨状筋症候群などがあります。これらが重なって起こる場合もあります。
つまり、坐骨神経痛を治療する際、その原因によってアプローチが変わってくるということです。
次回はあなたの坐骨神経痛の原因を知る目安となるチェック表を掲載します。症状に該当するものはないか、チェックしてみてください。