多くの方が抱えている肩凝りの悩み
肩こりそのものの辛さはもちろん、それによる悩みは深く多様化しています。
・集中力が低下し、作業効率が落ちる。
・イライラして、ストレスが溜まる。
・頭痛が起こり、日常生活に支障が出る。
そんな肩こりを解消する簡単な方法を紹介します。
肩や首を温めて、冷やさないようにする
肩こりを感じる方のほとんどが首肩周りの血流が滞り、筋肉が硬直しています。
場合によっては重い頭痛を招いてしまうこともあります。こんな方におすすめなのが、温めることです。筋肉をしっかりと温め、血流を促してあげましょう。お風呂に顎下までゆったりと浸かったり、半身浴をしながら掛け湯をしてあげてください。毎日シャワーだけという方は体の疲れが抜けにくく、凝りを促進してしまっていることもあるのでお風呂に入るだけでも効果を実感できるかもしれません。お湯に浸かるのが苦手な方は蒸しタオルを使ってもいいでしょう。
同じ姿勢が続かないように簡単な運動を行う
肩こりは筋肉がこわばり緊張している状態です。特にデスクワークや細かな作業、本や新聞を長時間読むなど、同一姿勢が続く方に多く起こります。そういった方は30分を目安に姿勢を変えてみましょう。
ここで当院が推奨している簡単な1.2.3の体操をお伝えします。
1、まず肩をすぼめるように上に上げて、
2、そのまま胸を張るように肩を後ろに引いて、
3、力を抜いてストンと下ろす。
※首は精密に出来ているので回さないように注意して下さい。
この一連の体操をしてあげるだけで変化が出ます。こりが強くなると集中力が低下し効率も落ちるので、定期的に手を止めて行いましょう。返って集中力の向上につながり作業効率も高くなります。
とにかく1度違う姿勢や動きを行うことで、同じ姿勢をやめることが大切です。
長時間画面を見つめることが多い方には、目を休ませるためにも体操の度に視線を画面からはずしてあげることもオススメです。
深呼吸を行うこと
意外に思われるかもしれませんが、実は深呼吸が肩や首の筋肉の緊張を解すことにつながります。筋肉の緊張状態は自律神経のたかぶりを招き、自律神経の高ぶりが筋肉の緊張をより招くといった悪循環を生んでしまいます。逆に自律神経のたかぶりを鎮め、リラックスしやすい状態を作るだけでも緊張をほぐすことが出来ます。
深呼吸をすることは自律神経をリラックスさせる効果があります。睡眠の質をあげて回復力を高め疲れにくい体を作り出すことにも効果的です。
お仕事や家事のちょっとした隙間時間やリラックスタイムにできる簡単な体操や深呼吸です。ぜひ日常生活に取り入れて頂いて、辛い肩こりを解消していきましょう!!